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社長の経理は杜撰

2011年6月22日


本日のデイリーコラムは『社長の経理は杜撰』です。

経理とは何か?

経理のそもそもの起源は、大航海時代に有ります。大航海時代航海に出て行ったのは、命知らずの何処の馬の骨とも知らない荒くれ者です。そんな荒くれ者ですから取引した商品を隠し持ってはいないか?積み荷をごまかしてはいないか?商人たちは、全く彼らを信用していません。彼らを監視しごまかしようのない管理方法は無いかと知恵を搾って考えたのが、複式簿記による帳簿作成だと言われております。
ですから、経理の本質は、現場の取引が正しく行われたか否かを、現場に居ない者に報告する為のシステムなのです。

経理業務は公にしたくない

経理部門があり仕事として経理を行うことの出来る会社は別として、多くの小規模企業は、現場の仕事と経理業務が掛け持ちの場合がほとんどです。
更に経理業務には給与計算等あまり公にしたくない業務も含まれます。
そこで往々にして社長自らが経理業務をおこなっている場合が多々見受けられます。しかし社長自らが経理業務を行っている会社は、一部の例外を除き必ずといってよいほど管理がずさんで、経理も遅れがちです。    
どうしてそうなるのかと言えば、小規模企業の経営者は自ら取引現場の先頭に立って一番良く取引の実態が解っております。
ですから現場に居ない者に現場の取引を報告する為の経理業務は、煩わしいだけの余分な業務以外の何者でもないのです。

経理業務の適任者とは

経理担当者を雇い業務として経理を専任で任せられるのが一番ですが、それが出来ない小規模企業の場合の経理業務の適任者は、「現場に居ないで現場の取引を知りたがっている人」と言うことになります。
既に賢明な社長さんにはお分かりと思いますが、奥さんです。
奥さんは、取引現場には行かないので、そこで旦那が何をやっているのかわかりません。別の意味での心配も含めて、比較的キチンと経理業務をこなします。
そう言った適任者が居ない場合は、会計事務所等へ外注に出すことも一法です。

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