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人事考課と管理者の役割

2012年4月23日


本日のデイリーコラムは『人事考課と管理者の役割』です。

管理者の役割は「従業員と仕事を管理する」ことにありますが、その際「人事考課」が大変重要な鍵を握っています。
従業員と仕事の管理を、そのプロセスから見ると次のようになります。

1.部下の能力と仕事の難易度を考え併せて仕事を割り当てる。

2.仕事の目標を設定する。

3.部下のモチベーションを高めたり、指導を行い、実践的な能力発揮・開発と目標達成へ誘導する。

4.人事考課を行う。(業績と遂行過程の発揮能力・意欲などを考課し、会社の「人事賃金制度」に従って賃金・等級などの処遇を決定する。)

5.人事考課の結果から、1~3を修正する。

すなわち、人事考課の内容・結果が部下の処遇や仕事の管理の方法に大きな影響を与えることになります。

管理者の役割遂行のポイント

人事考課の結果に基づいて、次期の仕事に積極的に取り組ませ、目標の達成を支援し、部下の能力開発・向上を図る管理者の役割遂行のポイントとは次の通りです。

1.部下の能力、特に得意技に注目し、その能力を上回る仕事を割り当てる。

2.ストレッチな(努力してようやく手が届く)レベルの目標を設定する。

3.目標達成への仕事の遂行過程で、常に関心を示し、部下から状況報告・連絡・相談(ホウレンソウ)が上がってくるようにする。

4.年に数回は予想される目標達成の重要な局面を逃さず、的確な状況判断・決断を支援する。(時には管理者自身の判断・決断が必要な場合も起きる。)

5.仕事の遂行過程での能力発揮や結果としての業績を事実で捉え、人事考課を行う。

経営者・管理者の留意点

1.部下から相談があった時に「問題の状況説明が、憶測ではなく、"事実"であることを確認する。(「それは事実か?」と質問し、日ごろから"自分自身が現場で見て知った事実の報告"を習慣づける。)

2.その対策は、部下自身に考えさせ、言わせた上で、対処させる。(少しくらいのミスが予想されても、自ら対処させれば、気付きが深く、再度の失敗が防げる。ただし、取り返しがつかない失敗が予想される場合は、対策を具体的に指示する。)

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