12月も半ばを過ぎると、クリスマスカラーに街中が染まってゆきます。忘年会続きの私も、イルミネーションなどを目にするとホッと心が和むのは気のせいでしょうか?と言うことで、今回のネタはクリスマスです。
いまや、クリスマスソングの定番となったワム!の「ラストクリスマス」ですが、ジョージマイケルの甘い歌声とあのメロディーからすると相当良いラブソングに聞こえますが、実はあの歌は別れの歌であったのです。
そもそも英語の"Last"という単語の訳は「最後の」という訳と「この前の」という2つの訳が存在します。そこでワム!の「ラストクリスマス」の「ラスト」はどちらの意味かというと後者の訳になります。つまり、ラストクリスマスは「最後のクリスマス」ではなく「去年のクリスマス」という意味になるわけです。ある出来事によって、私もことの真相を知ることになるのですが、それは後に回しましょう。
その前に、「ラストクリスマス」がどういう歌なのかというと、次の様な歌詞の内容なのです。
♪ Last Christmas I gave you my heart.
(去年のクリスマスは君に僕のハートを捧げたのに)
But the very next day you gave it away.
(すぐ翌日に君は放り出してしまった)
This year to save me from tears
(今年 もう涙はごめんだから)
I'll give it to someone special. ♪
(誰か特別な人にあげることにするよ!)
冒頭部分のワンフレーズですが、これ以降も昨年のクリスマスの惨憺たる結果が、つらつらと唄われています。あの歌声とメロディーからは想像できないから、知らないという事は恐ろしい事です。
さて、この歌が世に出回ったのは1984年になります。私が高校1年の時でした。当時、友達との賭けに負けて、クリスマスの日に片思いの人(年上の女性)に告白する事になってしまったのです。そのネタを探している時に耳にしたのがこの曲でした。題名も(「最後のクリスマス」かぁ、なんか切なそうで良いかも)と思いプレゼント用のレコードを買いました。
そして当日「これ私の思いです」という感じで渡しました。すると、
女性:「あなたこの歌の歌詞知っているのぉーーー?」
私:?
女性:「よく歌詞カードを読んでみなさーーい!!」
私:???
言っている意味が良く分からなかったけれど、私も惨憺たる結果に終わったことは良く分かりました。しかも、翌日ではなく、「即時」でした。後になって、その先輩は英語が得意であること、ジョージマイケルの大ファンであること、そして「ラストクリスマス」の歌詞の内容を知ることとなったのです。まあ、もともと脈がれば歌詞なんて関係なかったのですがね。手許にはジョージマイケルがサンタクロースに扮した写真が載っているレコードだけが残りました。
さて、今年のクリスマスには嫁にワム!の「ラストクリスマス」をプレゼントしようかなと思います。積年の思いをこめて・・・
(おっと、あの人も英語は得意だったけ)
やっぱやめておきます。くわばらくわばら。