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射幸心

今年こそは日本の経済情勢も上昇傾向に切り替わって欲しい!と願っておりますがどうでしょう。
個人的には今年は何か変化のある一年になりそうな予感がします。

 

しかし、そんな不振にあえぐ日本経済の中でも、成長を続けている企業もあります。

その一つが、ここ数年、予想以上の成長を遂げている『ソーシャルゲーム』市場。
(※ソーシャルゲームとは、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)上で、
 他のユーザーとコミュニケーションをとりながらプレイするオンラインゲーム。)


成長している要因は色々あると思うが、抜粋すればこんなところだろうか。

①SNSアカウントのみで利用でき、携帯やスマホでいつでも気軽に遊べる。

②たくさんの種類のゲームが存在し、あらゆる世代に通用する市場が出来てきている。

③ゲームを通じてコミュニケーションが取れ、たくさんの仲間が出来る。

④インフラが整ってきた。

まだあると思うが、軸はこんなとこだろう。

そんな絶好調のソーシャルゲーム市場だが、実は大きな問題も潜在しており、
昨今その問題が顕在化し大きくなってきている。

ではどんな問題が存在するのか?
この部分はパチンコ業界にも存在するが、『射幸心』である。

ゲームで射幸心?と感じる方もいると思いますが、実際に存在します。


そもそも射幸心の意味とは、

『幸運を得たいという心理状態で、多くの場合においては「幸運によって他人よりも幸せに恵まれたい」と
思い期待することである。ただし、根拠の無い自信で自分だけが幸運を得られると思い込んでいる者もおり、
これらの人々は幸運を得ようと、投機や投資や賭博や期待値の低い事業に興じ、浪費する傾向も見られる。』
とあります。


ではどんな状況でこんな心理に陥るのか。

ソーシャルゲームは基本的に無料ですが、他人よりも優れたアイテムやカード等を
手に入れる為に、課金させる仕組みが存在します。いわゆる『ガチャガチャ方式』です。
これが曲者で、アイテム別の排出率は基本不明で、運営がいくらでもコントロール出来てしまい、

良いアイテムの確率は当然低く設定しており、ユーザーは良いアイテムが出るまで

「次こそは」とついついお金を使ってしまいます。

また、個人でやっている分にはそんなにお金を使う事も無いのでしょうが、
他ユーザーとコミュニケーションが取れる分、他の誰かが良いアイテムをゲットしたのを聞くと
ついつい「自分だって!」とお金を使ってしまいます。

さらには、WEBマネーやクレジット決済、携帯払い決済など、
簡単な課金システムが存在しており、簡単に購入出来てしまうのも原因の一つでしょう。
実際この仕組みで、まだ未成年のプレイヤーが数十万、数百万と使ってしまう事例も存在する。


一昔前に『ビックリマンチョコ』が流行ったのを覚えているだろうか?
この時も同じ現象があった。本来お菓子としての販売なのだが、
友達より良いシールを集めたい!という心理からシールだけ集め、
お菓子はゴミ箱行きというとんでもない時期があった。
これに対し、シールの排出確率を均一にするよう指導が入り、
それによりユーザーの熱が収まり、いつしか衰退していった。
市場は違えど、本質的な中身はソーシャルゲームと同等だといえるだろう。


今後どうなっていくのだろうか?指導が入るのは確実だとは思うが、
現在の社会を牽引する存在だけに、市場動向には注目である。

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